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正信通信

令和 2年 3月 正信通信

皆様こんにちは。コロナウイルスの広がりでイベント等の中止や、学校の休校、また産業界におきましても大変な打撃となっていますが、政府も大胆な救済策を展開する模様です。本市におきましても3月議会最終日(25日)に補正予算を組み対処することとなりました。(約1億2千3百万円)3月議会では、防災対策や財政に関する事、また、SDGs(持続可能な開発目標)等の質問が多く出されました。3月議会は、市長が令和2年度の施政方針を発表されます。これに対し、2名以上の会派が代表質問を致します。(宗像志政クラブ・日本共産党・公明党)質問時間は会派の人数により決まります。私は最大会派、宗像志政クラブを代表して質問しました。質問は多岐(25項目)にわたるため、全部はとても紹介できませんが、主なものをまとめましたのでご一読いただければ幸いに存じます。






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3月議会報告書



代表質問(2月26日) 施政方針について

「宗像の再生が始動する年」と位置づける中で「JR赤間駅及びJR東郷駅周辺の活性化」を掲げているが、具体的な手法を伺う。また、赤間駅周辺においては水害対策が必要であると思われるが、開発と水害対策についての整合性を伺う。

市長回答

都市機能の強化とさらなる居住の誘導により、人口を集約させ、にぎわいを創出するなど拠点の活性化を図る事で、まちの魅力を向上させることが重要だと考えています。そのため、官民連携と民、主導の取り組みを活性化させる環境の整備を進めてまいります。また、開発と水害対策の整合性につきましては、利便性と安全性を考慮した新たな住まい方への転換を図る事で、土地利用は可能であると考えています。

市長の進める「稼ぐ力」の中で創業の支援パッケージが、女性の創業及び就労支援の促進も含め、非常に充実してきたと感じる。また、赤間駅南口に創業支援専門の民間施設「fabbit宗像」が今春開業予定とのことで、まさに追い風となる。「チャンスの前髪を掴め」という言葉があるが、本市では行政組織機構改編の中で「産業政策室」を新設し、本市の賑わい創出を加速させようという意図がうかがえる。産業政策室創設の目的、また、期待される効果は。

市長回答

4月開業予定のfabbit宗像については、さまざまな連携により創業回答 者のすそ野を広げ、本市で創業される方のさらなる増加を目指してまいりたいと思っています。産業政策室につきましては、産業振興部で行う事業をより効果的に実行するために、来年度見直しを行う産業振興計画の策定を皮切りに、産業分野の横断的な現状分析や事業戦略等を担うことと、国道495号線沿線への誘致活動や道の駅むなかたを中心とした周辺の賑わいづくりなどを目的としています。

日の里団地東街区の団地再生事業は、地域住民のヒアリングを重ね、丁寧な意見収拾を行ってきたと感じる。事業着手にあたって、住民意見をどのように組み込んだのか。また日の里団地東街区の事業が本市全体の団地再生に与える影響をどのように考えるか。

市長回答

住民の皆様よりお預かりしました貴重なご意見は、ご意見に基づいた宗像市の意見と合わせまして、昨年7月に文書にてUR都市機構へ回答しました。その後、UR都市機構が策定した日の里団地土地建物譲り受け人募集要項におきまして、ほぼ全文が同じ内容にて組み込まれています。また、全国初のUR団地の既存棟を活用した取り組みによるニュース性、大手ハウスメーカー8社が参加、販売に伴う広域的な広報活動は、改めて魅力あふれる住宅都市宗像の強力なイメージアップにつながるものと期待しているところでございます。

定住化の推進は、本市が福岡都市圏の中で埋没することなく存在価値を示す上で重要な施策の一つであると考える。移住者が宗像に住んでみたいと思える環境づくりとは何か。

市長回答

これまで本市では、子育て世代に選ばれるまちの確立を目指して、子育てしやすい環境や充実した教育環境にさらに磨きをかけるとともに、市内外に向けて効果的なプロモーションに取り組んでまいりました。今年は、施政方針で申しましたように、宗像再生始動の年と位置付けております。今後はこれまでの取り組みに加えて、既存住宅団地の再生や本市の重要な拠点である駅周辺などへ新たな開発を誘導することで、魅力的な活力あるまちづくりを進め、定住のターゲットである子育て世代に住んでみたいと思えるような環境づくりに取り組んでまいります。

◎行政組織の中の産業振興部の産業振興課が赤間地域にある「街道の駅 赤馬館」で毎月1回宗像ビジネス交流会、通称むなBIZを開催しています。 2月10日に開催された講演会に参加致しましたが、fabbit宗像の方や九州アイランドワーク、また、(株)ペンシルの代表の方の話を聞くことができました。全くこれまでの常識を覆すビジネスの展開をされている会社の方々でした。話を聞くうちに宗像にビジネスの地殻変動が起きているのではないかと思うほどの内容でした。行政はこれらの民間活力を生かし、駅周辺の活性化や団地再生、また、企業誘致、そして定住化を図ろうとしています。
まさに「宗像の再生が始動する年」を全身で感じた次第です。

離島振興の中で、大島においては高速ブロードバンド回線の整備を機に仕事と余暇活動を融合した「ワーケーション」の提案を行うとのことだが、近年の働き方改革の動きを先取りする取り組みであり期待感が高まるが、提案の経緯と今後の見込みを伺う。

市長回答

大島においては、高速ブロードバンド回線の整備が今年度末に完了致します。3月には住民説明会が開催され、利用申し込み受付も開始される予定です。既に数社からサテライトオフィスやコワーキングスペースの相談も受けており、それらの企業からは、豊かな自然や癒しの空間を生かしたワーケーションに対して大島の魅力は高いとお聞きしていますので、今後の企業に対し積極的にアピールし、誘致活動を行っていく予定です。

◎私の2回目の質問でワーケーションの場所は大島交流館の3階と旧大島行政センターを想定していることが明らかになりました。私の想像ではありますが、九州アイランドワーク等が名乗りを上げて下さるのかなと、大変楽しみにしているところです。
◆私は思うのですが、このワーケーション事業にしろ、むなBIZを考案した行政マン、あるいは行政という殻を破り企業戦士として企業誘致に奔走(本年度は3社の企業誘致に成功)したり、頑張っている行政マンの姿を市民の皆様に紹介するのも議員の仕事かなと思います。もちろん二の足を踏んでいる部署への指摘や市民生活の向上等の提案は今後ともしっかり行ってまいります。

公共交通は、高齢者及び自家用車等の利用ができない方々にとっては、なくてはならないものである。AI等を活用したオンデマンドバスの導入などを検討するとのことであり、本市の公共交通施策の大きな転換ともなる政策と捉える。導入検討に至る経緯と課題については。

市長回答

西鉄バス路線直方鞍手宗像線の廃止が打ち出され、今後、他の路線の廃止も懸念される。AI活用型のオンデマンドバスは、路線バスの代替え手段の確保と合わせて、ふれあいバス等よりも、その利便性の向上に資する移動手段となり得るものであると考えております。

◎市では、日の里団地をオンデマンドバスのモデルとするようです。但し、路線廃止が決まり住民と合意ができた場合に限ります。仮にそのようになった場合は、バス運行については市内のタクシー協会が担われる方向です。
◎昨年10月に本市の保育所におきまして、保育士が逮捕されるという、あってはならない事件が発生しました。私は2回目の質問の中でこの問題を取り上げ、宗像には福岡教育大学を始め看護大や県立宗像中学校など燦然と輝く教育ブランドがある。保育所にも長年かけて築き上げてきた保育ブランドがあったはずだ。その保育ブランドが大きく傷つけられた。保育所任せではなく行政が保育所に寄り添い、保育協会と一緒になって傷ついた保育ブランドを再構築し、保護者や市内外に早急に発信していただきたいと述べました。また、今回の事件で保育士が経営者へ直訴できなかったことを指摘し、経営者へ通報できるシステムを構築するよう申しました。保育協会でも今回の事については、話し合いが持たれ私の申したことも含め協議が進んでいます。担当部署もこれまで特別監査等を県と協力して行ってまいりましたが、今回の事件の結果を踏まえ、猛省し、「幼児教育保育係」や「幼児施設支援係」を新設し、対応することとなりました。
◆昨年の3月議会で保育所の公定価格(国からの補助金)の近隣地域との地域区分の不公平さを指摘し、私が主導して保育所の先生4名と市の部長2名、そして議員2名で宮内衆議院議員へ陳情に参りましたが、その効果が表れたのか、教育新聞に「子ども・子育て会議」は支給割合の高い地域に囲まれている地域の見直しをする旨の記事が掲載されていました。もう一押しが必要と思います。


予算第1特別委員会

◆令和 2年度の一般会計予算は予算規模の肥大化を抑制し「財政安定化プラン」「公共施設アセットマネジメント推進計画」「行財政改革大綱」を洗い直すことで持続可能な自治体としての一歩を踏み出しました。このことは市民の皆様に理解を頂きながら各種事業の見直しや公共施設の統廃合などを進めて行かなければならない痛みを伴う改革となります。
◆保育士等家賃補助金9,360千円・保育士確保補助金59,736千円
 保育協会では新任の保育士の家賃補助制度の継続を求めていましたが、継続となりました。また、就職支援補助金が新設され保育士確保を市が強力に支援することとなりました。以前の一般質問で、えびの市の行っている就職支度金制度を本市も取り入れて欲しいと質問しましたが、「保育士就職支援事業補助金」の中で年額10万円を支給することとなりました。
◆保育所施設整備補助金293,094千円
 令和元年当初は待機児童ゼロでしたが、年度途中に待機児童が発生したこともあり、3歳未満児枠の定員を50名程度増やし待機児童解消を目指すこととしています。
◆病児病後児保育事業委託料21,248千円
 昨年10月から片山医院様で開室しましたが、5か月間で延べ182人(内市外13人)の利用がありました。働くお母さんの力強い味方です。
◆特別支援教育推進費36,703千円
 本年度より学校の全職員に特別支援教育に関する専門的な知見や指導力を向上させるために専門の職員を配置します。
◆がんばる中小事業者補助金7,500千円
 小規模事業者の新商品開発等の支援事業です。
◆電子プレミアム付商品券事業補助金10,000千円
 市ではプレミアム付き商品券発行に当たり、ペーパーレスし、電子化による発行を目指していますが、予算委員会において、各議員よりスマホ等の操作のできない人もおり、紙媒体部分も残すべきとの意見が出されました。これから商工会と話し合うそうです。また、私は代表質問の中で、零細事業所へのメリットが少ないことを懸念する事業者もあると問いましたところ、商品券をきっかけに中小規模店舗を始めて利用するなどといった効果も見えているので、新たな発行方法への変更等、前向きな検討をするとのことでした。
大型店68%・中小規模店32%
◆福岡教育大学教育連携強化事業費3,259千円
 城山中学校の建て替えを機に、城山学園、福岡教育大学、県立特別支援学校の連携が始まります。この連携構想は高宮教育長が随分前から心の中で温めておられた事業です。私の代表質問に呼応され熱く思いを語って下さいました。
既に教育大学と事務局会議や推進会議を重ねておられるとのことでした。大学の教授、特別支援学校の先生の専門性、学生の地域との結びつき等により、児童・生徒へのきめ細かな指導や充実した教育を受ける事ができます。また、城山学園の先生方も専門的な知識や指導技術を受け、資質向上を図る事ができるとのことです。


予算第2特別委員会

◆渡船事業運営審議会委員(6人)報酬 92千円
地島航路の渡船「ニューじのしま」が就航以来19年を経過し、その取扱いについても含め、平成30年度に航路改善協議会が発足しました。このほど航路改善協議会の結果を踏まえ、渡船事業運営審議会から1回目の答申がなされ、現在大島航路分を含め3船体制になっているものを、1航路2隻体制へ移行することとなりました。市は島民に事前アンケート調査を実施するなど、意見収集を図ってまいりました。委員の中には地島の方や大島の方も含まれます。新船建造や大規模改修には多額の費用が必要です。国の意向も踏まえての結論ではなかったのかなと思うところですが、1航路となる案に対し、果たして島民の皆様の了解が漫勉なく得られたのかなと危惧致します。
 移行時期は、令和 4年 4月 1日の予定です。


社会常任委員会

◆宗像市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
平成30年度から国保については県が財政運営の責任主体となりました。県はその時点では3年間は税率を据え置くとのことでしたが、2年目にして早くも値上げとなりました。本市では、令和2年度の国保税値上げに対し、医療給付費分を国民健康保険基金を活用し据え置くこととしました。(後期高齢者支援金分と介護納付金分は値上げ)
私は最終本会議の中で、平成24年度に多額の法定外繰り入れと保険税率の大幅な値上げがあったことを指摘し、基金繰り入れに反対するものではないが基金が枯渇し急激な値上がりとならないよう慎重な将来見通しをお願いしました。

※大規模太陽光発電所建設について担当部署と話し合いを続けてまいりましたが、条例制定はできないとのことでした。しかし、ガイドライン(指導方針として掲げる大まかな指針)を作成し、事業者等へ対処していくという事になり、私も一応納得することと致しました。


正信散歩路

コロナウイルスの広がりで卒業式に来賓は呼ばれませんでした。世界的な危機状況の中ではやむを得ないことではありますが、赤間小学校の朝の交通誘導で親しくなった多くの子どもたちの卒業式を楽しみにしていましたが、とても残念です。入学当時挨拶しない子どもに挨拶するよう促しても無表情で立ち去ろうとした子を私は激しく叱ったことがありました。しかしその子は学校の日に特別支援学級を参観した際にそこにいたのです。この世から消えてなくなりたいほどのショックでした。その子が6年生になってから特に急にしっかりして来ました。毎朝私とタッチします。離れていてもその子は私に声をかけ、手を振ります。最後の話もできずお別れです。