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まさのぶ毎月のつぶやき

地方の職業議員必要か

 昨年12月28(日)付けの毎日新聞に「職業議員 必要か」という
タイトルで職業としての地方議員は必要なのかと言う根源的な議論が山形
県庄内町で持ち上がったと言う記事がありました。「むむっむなかた」では
ないですが驚を持って記事を読みました。
 事の起こりは報酬アップを求める町議会に対し、町長は「ボランティア
議員による夜間・休日議会」の構想を逆提案し、議会と真っ向から対立した
とありました。
 現在、町村議会では議員の担い手不足が深刻になっています。庄内町の
S議員の言い分では、選挙前、数人に出馬を打診したが「家族を養えない」
と断られた。現職は農業や自営業との兼職か、年金生活者ばかり。「報酬が
低いと仕事を辞め町議になる者はいない」と話す。
 町長の意見は報酬アップを受け入れられない事だけではなく、町長は
町内各地区での集会で要望を直接吸い上げ、政策に反映して来た。事業の
優先順位は3年ごとに見直し、情報公開する。「御用聞きとしての議員は
不要だ」と言っておられます。ただ、議会自体は否定するものではなく、
海外事例を参考に「夜間・休日議会」の開催を提案されています。また、
その先には報酬を廃止し日当を支給する「ボランティア議員」で町政を
議論する未来図を描く。という記事でした。
 これからの宗像市も市税収入は減少する(背景には人口減があります)
と予測していますから財政は厳しくなることが予想されます。宗像市には
たくさんの優秀な人が住んでおられ、市政につきましてもしっかりとした
意見・提案をされる方もおられます。庄内町での議論の応酬が将来は全国
の地方自治体でも論議される事になるかもしれません。私は、私の思いの
もとに一生懸命頑張っているところではありますが、日本の莫大な借金と
地方の人口減少の現実を考える時、地方議員のあり方も考えて行くべきだ
と思います。その議論を巻き起こすのは勇気ある議会であるべきか、市民
の皆様であるべきか、私自身は議会においての発言力不足もあり、まだ考
えがまとまりません。市民の皆様におかれましては、まず、市政に関心を
持って頂き、そして何が正しき道なのか、目先にとらわれず私に意見して
て頂きたくお願い申し上げます。